2020年08月09日

調査時期の差に注目する必要がある米国雇用統計


 7月の米国雇用統計で非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比176万人増とエコノミスト予想148万人増を上回り、労働市場の回復が続いていることが示された。

 前月は479万人増(速報値480万人増)に若干下方修正された
 
 新型コロナウイルスの感染が再び急拡大している中でも、景気持ち直しの動きは停滞していないことを示唆した。
 7月の非農業部門雇用者の総数は、新型コロナ感染のパンデミック前であった2月の水準をなお1300万人ほど下回っている。
 
 また、家計調査に基づく失業率は10.2%( 前月 11.1%)に低下した。市場予想は10.6%への低下だった。

 「U6」と呼ばれる不完全雇用率も16.5%(前月 18%)に低下した。

 U6にはフルタイムでの雇用を望みながらもパートタイムの職に就いている労働者や、仕事に就きたいと考えているものの積極的に職探しをしていない人が含まれる。
 今回の統計は、新型コロナ感染拡大が引き起こした景気後退の底から米経済が抜け出しつつある中、労働市場が持ち直していることを示す結果といえる。
 
 ただ、失業率は高止まりしている上に、今後の道のりも平たんではないとみられる。
 事業者の間では政府プログラムで得た資金が底を突きつつあり、失業保険給付の上乗せ措置失効は個人消費を圧迫する可能性が強まっている。
  
 7月の米国雇用統計で非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比176万人増とエコノミスト予想148万人増を上回り、労働市場の回復が続いていることが示された。
  

   
posted by manekineco at 06:00| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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