2020年10月19日

米国消費は減少


 米国商務省が発表した9月の小売売上高は前月比1.9%増( 前月は0.6%増)と3カ月ぶりの大幅な伸びとなり、市場予想の0.8%増も上回った。
 
 個人消費は7−9月(第3四半期)に持ち直したことが示されたが、向かい風は強まっている。
 
 自動車・ガソリンを除いたベースの小売売上高は1.5%増であった。
 自動車を除いたベースの小売売上高は1.5%増。前月は0.5%増だった。
 9月は主要13項目のうち12項目が前月比で増加した。
 衣料品やスポーツ用品、自動車が好調だった。
 一方で電気製品が減少した。
 飲食店と自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いたベースのコア売上高は前月比1.4%増加し、予想も上回った。

 ただ、今回の広範な伸びは、消費者が貯蓄を取り崩していることを一部反映している可能性がある。
 また、失業保険の上乗せ給付や企業の採用継続も需要を支えた。

 新型コロナウイルスの新たな感染者が増加し、議会で追加景気対策に関する合意がまとまらない中、景気回復は脅かされ、既に減速している労働市場の回復を圧迫しつつあるとも見られる。
 週600ドルの失業保険上乗せ給付が7月末で失効したのに伴い、トランプ大統領が大統領令で週300ドルの一時的な措置を講じた。
 
 ただ、この措置の資金は縮小しており、こうした給付金の減少は先行きの個人消費に打撃となるリスクが高い。


    
posted by manekineco at 00:00| Comment(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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