米国株式市場では2日、地銀株が売り込まれ、金融銘柄が重しとなった。
金融安定を巡る懸念が再燃、他の銘柄も幅広く売られ、安全資産への逃避の動きが加速した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定をあす3日に控える中、地銀のパックウェスト・バンコープとウェスタン・アライアンス・バンコープは共に急落した。
パックウェストは27%超値下がり、ウェスタン・アライアンスも15%を超える下げとなった。
金融安定を巡る懸念が再燃、他の銘柄も幅広く売られ、安全資産への逃避の動きが加速した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定をあす3日に控える中、地銀のパックウェスト・バンコープとウェスタン・アライアンス・バンコープは共に急落した。
パックウェストは27%超値下がり、ウェスタン・アライアンスも15%を超える下げとなった。
銀行破綻に起因した金融ストレスに加え、当局は根強いインフレと経済減速を示すデータとの間で身動きが取れない。
この日発表された3月の労働省雇用動態調査(JOLTS)によれば、求人件数は市場の予想以上に減少した。
さらに、米債務上限の議論を巡る懸念も強まっている。
この日発表された3月の労働省雇用動態調査(JOLTS)によれば、求人件数は市場の予想以上に減少した。
さらに、米債務上限の議論を巡る懸念も強まっている。
スワップ市場では、3日のFOMC政策決定についてはなお0.25ポイントの利上げが織り込まれている。
ただ、その後の追加利上げについては織り込み具合が後退した一方で、年内の利下げに対する織り込みは強まっている。
ただ、その後の追加利上げについては織り込み具合が後退した一方で、年内の利下げに対する織り込みは強まっている。
ファースト・リパブリック・バンクが買収されたことで前日はウォール街に安堵感が広がっていたものの持続しなかった。
株式終値前営業日比変化率
S&P500種株価指数4119.58-48.29-1.16%
ダウ工業株30種平均33684.53-367.17-1.08%
ナスダック総合指数12080.51-132.09-1.08%