2023年05月03日

安全な逃避先とされる金が買われ反発


 ニューヨーク金相場は米債務上限を巡る懸念が強まっているほか、雇用関連指標で労働需要の軟化が示唆されたことから、安全な逃避先とされる金が買われ反発した。
 スポット相場は1カ月ぶりの大幅高となった。

 3月の米求人件数は予想以上に減少し、ほぼ2年ぶりの低水準となった。
 重要な中銀会合が控えており、米債務上限を巡る対立で時間的な猶予がなくなりつつある中、リスクに満ちた局面に入っており、金の魅力が高まっている。

 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は
   1オンス=2023.30ドル
と前日比31.10ドル(1.6%)高で引けた。
 スポット価格は一時1.9%高と、日中ベースでは4月4日以来の大幅上昇となった。


posted by manekineco at 06:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック