米国地方銀行持ち株会社
パックウェスト・バンコープ
は5日の発表文でポール・テイラー最高経営責任者(CEO)は、「われわれのビジネスは引き続き基本的に健全だ」とするとともに、「昨今の不透明な経済情勢と銀行セクターのボラティリティー、規制当局による資本要件変更の可能性を踏まえ、減配は資本増強計画の加速を図る中で堅実な措置と考える」と説明した。
また、取締役会が3日に普通株1株当たり1セントの四半期現金配当を表明したと明らかにしたものの、これまでは1株当たり25セントが支払われていた。
事業については「基本的に健全」としながらも、銀行セクターを混乱させているボラティリティーに言及し、四半期配当を減額した。