ニューヨーク金相場は米雇用統計が市場予想より強い内容となり、年内の利下げ観測が後退したことで反落した。
米金融当局が年内に複数回の利下げを実施するとの期待は弱まる可能性がある。
銀行セクター混乱の中、米リセッション懸念で利下げ観測が高まったことから、金は3月初旬から10%余り上昇してきた。
緩和的な金融政策は金のような利回りを生まない資産に恩恵となる傾向がある。
銀行セクター混乱の中、米リセッション懸念で利下げ観測が高まったことから、金は3月初旬から10%余り上昇してきた。
緩和的な金融政策は金のような利回りを生まない資産に恩恵となる傾向がある。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は
1オンス=2024.80ドル
で前日比30.90ドル(1.5%)安となった。
スポット価格は一時2.5%安の1999.61ドルを付けた。