ジェニー・ジョンソン最高経営責任者(CEO)
は11日、JPモルガン・チェースがパリで開いた会議の会場でブルームバーグテレビジョンとのインタビューを受け、地銀やコミュニティーバンクなど中小の銀行は商業用不動産向け融資の25%を担っており、これらの銀行が融資を控えればプロジェクトの途中に借り換えなどを図る企業に影響が及ぶと指摘した。
は11日、JPモルガン・チェースがパリで開いた会議の会場でブルームバーグテレビジョンとのインタビューを受け、地銀やコミュニティーバンクなど中小の銀行は商業用不動産向け融資の25%を担っており、これらの銀行が融資を控えればプロジェクトの途中に借り換えなどを図る企業に影響が及ぶと指摘した。
また、債務期限到来時の借り換えやプロジェクト途中で追加資金調達が必要になった場合に「以前と同じレベルで関わることはできないだろう」と話し
米銀行危機の影響
はまだ市場に完全に浸透しておらず、商業用不動産にこれから影響が出るとの見方を示した。
ショッピングモールやオフィスは厳しい時期を迎えるとする一方、住宅や工業用物件など他の分野はまだ安全だろうと予想した。
「銀行業は信用が全てだ」として「ファースト・リパブリックは安定した良い銀行だったが突然、預金者の不安にさらされた。これが落ち着き、再び起きないことを望む」と語った。