サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は10、11日の2日間にわたり、ウィーンで中国外交トップの王毅氏と会談した。
中国国営の新華社通信は「開かれた意思伝達チャンネルを維持し、責任ある形で競争を管理する継続的取り組みの一環」と両氏の会談を報道した。
また、「率直で踏み込んだ、意義深く建設的」な話し合いが行われたとし、米中関係の「障害を取り除く」ことが目的だとした。
ひとこと
何らかにシグナルが送られた形だが、米国が中国における権益の拡大においては計算高いことを意識しておく必要があり、はしごを外すことも躊躇なく行いかねないことも懸念される。
日米安保が日本の有事に機能するかは疑問もあり、自主防衛力の強化に置いても火器弾薬類や兵器装備について、米国の軍産複合体制を喜ばせることに傾斜しすぎており、欧州の兵器類の購入も必要であり、価格の異様な高さを抑制させる必要がある。