ニューヨーク原油相場は3日続落し、1バレル=70ドル付近で取引を終えた。
週間でも下げ、これで4週連続安となった。
需要の伸びに対する懸念が根強い。
12日の相場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は朝方にはイラク産原油の輸出が13日に再開されない可能性が示唆されたことが手掛かりとなり一時上昇していた。
また米当局が11日、戦略石油備蓄(SPR)の補充に向けた石油購入について、6月より後に開始する可能性を示唆したことも背景。
これも早い段階での買い材料となっていたもののその後、為替市場でドルが上昇を拡大したことで原油は上げを失った。
また米当局が11日、戦略石油備蓄(SPR)の補充に向けた石油購入について、6月より後に開始する可能性を示唆したことも背景。
これも早い段階での買い材料となっていたもののその後、為替市場でドルが上昇を拡大したことで原油は上げを失った。
過去1週間、原油は低調な精製マージンや一部地域での購買低迷といった現物市場での軟調な兆候が重しとなってきた。
また、米失業保険申請件数が増加し、中国経済の弱さも示され売りが見られた。
ファンドマネジャーらはブレント原油に対する弱気な見方を強めており、ネットロングは昨年12月以来の低水準となっている。
また、米失業保険申請件数が増加し、中国経済の弱さも示され売りが見られた。
ファンドマネジャーらはブレント原油に対する弱気な見方を強めており、ネットロングは昨年12月以来の低水準となっている。