米国のバイデン大統領は、米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン理事を副議長に、また経済学者のアドリアナ・クーグラー氏を理事にそれぞれ指名すると明らかにした。
メネンデス上院議員ら民主党議員からはこれまでバイデン大統領に対し、FRB高官にラテン系の人物を起用するよう求めてきており、今回の指名はそうした要求に沿った形だ。
バイデン氏はFRB理事の指名においても
ダイバーシティー
を重視しており、クーグラー氏が承認されれば、理事会の多様性がさらに高まる。
また、ジェファーソン氏(61)は、理事から副議長に昇格となり、連邦準備制度の歴史において4人目の黒人男性理事で、副議長に就任すれば、黒人としてはロジャー・ファーガソン氏に次いで2人目だ。
メネンデス上院議員ら民主党議員からはこれまでバイデン大統領に対し、FRB高官にラテン系の人物を起用するよう求めてきており、今回の指名はそうした要求に沿った形だ。
バイデン氏はFRB理事の指名においても
ダイバーシティー
を重視しており、クーグラー氏が承認されれば、理事会の多様性がさらに高まる。
また、ジェファーソン氏(61)は、理事から副議長に昇格となり、連邦準備制度の歴史において4人目の黒人男性理事で、副議長に就任すれば、黒人としてはロジャー・ファーガソン氏に次いで2人目だ。
クーグラー氏が上院で承認されれば、連邦準備制度の約109年の歴史で初のラテン系政策当局者となる。
クーグラー氏(53)が就任すれば、ブレイナード前FRB副議長の退任に伴う理事の空席が埋まる。
また、昨年FRB理事に就任したリサ・クック氏を理事に再指名する意向も明らかにした。
任期は14年で、クック理事の現在の任期は来年1月に満了する。
任期は14年で、クック理事の現在の任期は来年1月に満了する。
クーグラー氏が理事として承認された場合、任期は2026年1月まで。