財務省幹部が12日夕、記者団に新潟市内で行われている主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で各国は、環境の変化を踏まえた金融システムの強化が急務との認識を共有したことを明らかにした。
同会議は13日に共同声明を採択して閉幕する。
同会議は13日に共同声明を採択して閉幕する。
財務省幹部は、金融セクターの議論ではSNS(会員制交流サイト)による情報の急速な拡大・拡散といった、環境変化の対応を通じた金融システム強化に向けた議論が急務との認識が多く表明されたと説明した。
足元の金融システムは強靱であるとの認識を共有した上で、危機意識を持ちながらしっかり対応していくと語った。
足元の金融システムは強靱であるとの認識を共有した上で、危機意識を持ちながらしっかり対応していくと語った。
ただ、世界経済を巡っては、ロシアによるウクライナ侵攻やインフレの鎮静化、銀行破綻を踏まえた金融セクターの安定確保など、さまざまな課題に直面する中で、機動的かつ柔軟にマクロ経済政策を行うことの重要性が指摘されたと述べた。
財務省幹部によると、G7はウクライナ支援を必要な限り継続していくことで合意した。
対ロシア制裁の実効性を高めるため、制裁迂回(うかい)対策を強化していくことも確認した。
対ロシア制裁の実効性を高めるため、制裁迂回(うかい)対策を強化していくことも確認した。
ひとこと
国際資本の手のひらで踊る姿がG7の実態になってしまっている。
すでの欧州は経済統合により国際資本の意のままに金融政策が実行され、当然米国も同じだ。