2023年05月14日

マスク氏 ツイッター新CEOは広告離れに対応としNBCの幹部を起用


 ツイッター運営会社の新たな最高経営責任者(CEO)に、NBCユニバーサルでグローバル広告の責任者を務めてきた
   リンダ・ヤッカリーノ氏
が就任するという。
 
 イーロン・マスク氏による買収後にツイッターで起きた広告主離れに対応することになる。

 ヤッカリーノ氏とNBCユニバーサルは12日午前、同氏の即日退社を発表した。
 
 この発表後にマスク氏は「ツイッターの新CEOにリンダ・ヤッカリーノ氏を迎えられて非常にうれしい」とツイートした。
 また、「リンダと協力し、このプラットフォームを万能アプリのXに変えていくことを楽しみにしている」と続けた。

 マスク氏は前日、自身はツイッターのCEOを退き、執行会長兼最高技術責任者(CTO)に転任するとツイートしていた。
 同投稿では新CEOには女性を指名したとしていただけでヤッカリーノ氏の名前には触れていなかった。

 ツイッターでは2022年初旬以降に1日当たりのユーザー数が若干増加した。
 ただ、広告の「大幅な減少」の結果、売上高は昨年10月から50%減少しているとマスク氏が今年3月に批判していた。

 新たなCEOとなるヤッカリーノ氏はターナー・ブロードキャスティングに約20年在籍した後、2011年にNBCユニバーサルに入社した。
 同社では広告付きストリーミングサービス「ピーコック」の立ち上げに携わり、米プロフットボールNFLの王者決定戦「スーパーボウル」や五輪などライブイベントを統括し、スナップチャットやユーチューブ、そしてツイッターといった企業とのパートナーシップも率いた。

 大手広告会社WPPの元CEOで、現在はS4キャピタルの会長を務めるマーティン・ソレル氏は「広告主との信頼関係を構築するためにイーロンが必要とする存在なのだろう」とヤッカリーノ氏について語った。

 
ひとこと
 
 広告主が戻るか、増えるかが手腕の分かれ目だが、発言が暴走気味の
マスク氏に対する風当たりが問題とならない場合の話だろう。
 

     
posted by manekineco at 06:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック