ソシエテ・ジェネラルのストラテジスト
マニシュ・カブラ氏
は12日付の顧客向けリポートで指摘大ブレーク中の人工知能(AI)だが、もしこの人気沸騰がなかったら、米国の株式相場は年初来マイナスになっていたと指摘した。
マニシュ・カブラ氏
は12日付の顧客向けリポートで指摘大ブレーク中の人工知能(AI)だが、もしこの人気沸騰がなかったら、米国の株式相場は年初来マイナスになっていたと指摘した。
AIの複雑なタスクに不可欠なチップを製造する
エヌビディア
は、低金利で金余りの資金が投資先を求めてフローするなか、時流に乗りたい投資家の買いを集めて株価が年初から96%上昇している。
また、自社製品・サービスへのAI搭載で競合するマイクロソフトとアルファベットも、この勢いで株価が大きく上昇した。
エヌビディア
は、低金利で金余りの資金が投資先を求めてフローするなか、時流に乗りたい投資家の買いを集めて株価が年初から96%上昇している。
また、自社製品・サービスへのAI搭載で競合するマイクロソフトとアルファベットも、この勢いで株価が大きく上昇した。
S&P500種株価指数は年初から7.6%上昇したが、それに最も寄与している銘柄の中にこの3社が入っている。
また、リポートには「AIのブームとハイプは強力だ」とする。「あまりにも強力だ。AI関連の人気銘柄がなければS&P500種は今年2%下げていたはずだ」と記した。
「AIハイプ」トレードの必須銘柄としては、トップETFの「グローバルXロボティクス&AI」に含まれるディフェンシブなグロース株だろうとカブラ氏は指摘。具体的にはマイクロソフトやアクセンチュア、ソフトウエアのサービスナウを挙げた。