2023年05月14日

ECBが夏より後も利上げ継続が必要となる可能性?


 欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーの
   ナーゲル・ドイツ連邦銀行総裁
は12日、主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議が開かれている新潟市でECB当局者らが現在注目している
   コアインフレ率
は、早期に低下することはないと指摘し、ECBが夏より後まで利上げを続けなければならない可能性があると続けた。

 なお、「政策委員会には利上げを継続するべきだとの共通認識がある」とした上で、「データはわれわれが追加利上げの必要性について考えを変えることを許さない。それは夏の休暇の後も同様だ」と話した。

 エコノミストは6月と7月の0.25ポイントずつの利上げを予想している。
 
 ただ、ナーゲル氏のコメントからはインフレ率を目標の2%に戻すためにはそれだけでは十分でない可能性を示唆するものだ。
 
 他の政策委員会メンバーらも9月の利上げ継続が必要な可能性を受け入れつつあると、この事情に詳しい関係者が述べていた。
  


   
posted by manekineco at 20:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック