中国人民銀行(中央銀行)は15日、景気回復にさらなる支援が必要かどうかの議論が高まる中、経済における
金融政策の全体的な規模を「適切」に維持
するとともに、金利を妥当な水準でとどめると表明した。
金融政策の全体的な規模を「適切」に維持
するとともに、金利を妥当な水準でとどめると表明した。
人民銀は1−3月(第1四半期)金融政策報告の中で、インフレは「穏やか」で、今年下期に漸進的に上昇する可能性があると予想した上で、中国はデフレではないとの見解を示した。
人民銀は景気拡大、インフレ、広範な通貨の伸びの間で見られる格差は
内需回復の遅れと支援策の影響
によるものだと指摘した。
によるものだと指摘した。
最近の経済データは中国の景気回復が一様でないことを示唆しており、景気回復の持続性が疑問視されている。
弱さが続いている製造業に比べ、サービス業の回復は著しい。
ただ、4月の消費者物価は前年比0.1%の上昇にとどまり、ファイナンス活動も低迷、輸入も落ち込んだことから需要に対する懸念が強まった。
弱さが続いている製造業に比べ、サービス業の回復は著しい。
ただ、4月の消費者物価は前年比0.1%の上昇にとどまり、ファイナンス活動も低迷、輸入も落ち込んだことから需要に対する懸念が強まった。