2023年05月24日

中国人民銀 金利は妥当な水準で維持するなど「適切」な金融政策を約束


 中国人民銀行(中央銀行)は15日、景気回復にさらなる支援が必要かどうかの議論が高まる中、経済における
   金融政策の全体的な規模を「適切」に維持
するとともに、金利を妥当な水準でとどめると表明した。

 人民銀は1−3月(第1四半期)金融政策報告の中で、インフレは「穏やか」で、今年下期に漸進的に上昇する可能性があると予想した上で、中国はデフレではないとの見解を示した。
  
   
人民銀は景気拡大、インフレ、広範な通貨の伸びの間で見られる格差は
   内需回復の遅れと支援策の影響
によるものだと指摘した。

 最近の経済データは中国の景気回復が一様でないことを示唆しており、景気回復の持続性が疑問視されている。
 弱さが続いている製造業に比べ、サービス業の回復は著しい。

 ただ、4月の消費者物価は前年比0.1%の上昇にとどまり、ファイナンス活動も低迷、輸入も落ち込んだことから需要に対する懸念が強まった。

   
   
posted by manekineco at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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