米国小売り最大手のウォルマートは18日、2−4月(第1四半期)決算で売上高は2月が最も好調で、3月と4月は軟化したことを明らかにした。
また、米国での市場シェア拡大に伴い通期の利益予想を引き上げた。
ただ、ジョン・デービッド・レイニー最高財務責任者(CFO)は、今年度残りの見通しについて「顕著には変わっていない」と述べ、米国の個人消費について慎重な見方を維持していると続けた。
インタビューではインフレなどの下押し圧力について触れ、「個人消費の健全さについていくらか慎重になる理由はある」と説明した。
その上で、「2−4月期の決算を見れば、価格を重視する当社の姿勢が顧客に受け入れられていることが確実に分かる」と続けた。
その上で、「2−4月期の決算を見れば、価格を重視する当社の姿勢が顧客に受け入れられていることが確実に分かる」と続けた。
今年度(2024年1月終了)の調整後利益は1株当たり最大6.20ドルを予想した。
従来は最大で同6.05ドルを見込んでいた。市場予想は6.14ドルだった。
従来は最大で同6.05ドルを見込んでいた。市場予想は6.14ドルだった。
2−4月期の調整後利益は1株当たり1.47ドルに増加した。
アナリスト予想は1.31ドルだった。
売上高は7.6%増えて1523億ドル(約21兆円)でアナリスト予想の平均は1487億ドルを上回った。
アナリスト予想は1.31ドルだった。
売上高は7.6%増えて1523億ドル(約21兆円)でアナリスト予想の平均は1487億ドルを上回った。