米投資運用会社ブラックロックでグローバル債券担当の最高投資責任者(CIO)
リック・リーダー氏
はブルームバーグテレビジョンで1日、米労働市場の冷え込みが利上げ打ち止め観測を後押しし、債券の妙味がここ数カ月で最も高くなっていると指摘した。
リック・リーダー氏
はブルームバーグテレビジョンで1日、米労働市場の冷え込みが利上げ打ち止め観測を後押しし、債券の妙味がここ数カ月で最も高くなっていると指摘した。
米労働省が発表した8月の雇用統計では、雇用者数の伸びが加速した一方で賃金の伸びは減速、失業率は一連の利上げが始まる前月の2022年2月以来の高水準に跳ね上がった。
「統計は労働力にタルクが生じている事実を示す新たなベンチマークに使えると思う」と話し、「しかもこれは、インフレ率が低下しているタイミングで起きている」と続けた。
また、「連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めは終わったと考えて良いはずだ。この数カ月の状況に比べて、もう少し金利へのエクスポージャーに肩入れしても大丈夫だろう」と話した。
また、「連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めは終わったと考えて良いはずだ。この数カ月の状況に比べて、もう少し金利へのエクスポージャーに肩入れしても大丈夫だろう」と話した。