米国のゴールドマン・サックス・グループはパフォーマンス評価が低い従業員を対象に、10月後半から年次の人員削減を計画していると、この事情に詳しい関係者がメディアの取材で明らかにした。
非公開の情報だとして匿名を条件に話しもので、今年の人員削減は例年の1ー5%というレンジの下限になる。
なお、人員削減は10月下旬から11月上旬にかけて行われるという。
なお、人員削減は10月下旬から11月上旬にかけて行われるという。
ゴールドマンの年次報告書によると、昨年12月現在の従業員数は4万8500人で、その52%が米州、19%が欧州・中東・アフリカ、29%がアジアを拠点としている。
ゴールドマンは昨年、報酬と福利厚生に151億ドル(約2兆2300億円)を費やした。
ゴールドマンは昨年、報酬と福利厚生に151億ドル(約2兆2300億円)を費やした。
デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は7月の決算説明会で、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で中止していた人員削減について、通常のパフォーマンスベースでのプロセスを再開し、2023年後半に再び実施することを明らかにしていた。
この見直しは、年末に経営陣が報酬を決定するための準備過程の一環という。
この見直しは、年末に経営陣が報酬を決定するための準備過程の一環という。
英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙によれば、ゴールドマンの管理職は削減対象になる可能性がある人たちのリストの下書きを始めた。
なお、この最終的な人数はまだ決まっていないという。
なお、この最終的な人数はまだ決まっていないという。