2023年09月17日

米国株は一段と下落の公算大と強気派のストルツファス氏が発言


 米国の金融の中心であるウォール街で最も強気なストラテジストの1人で
   オッペンハイマー
のチーフ投資ストラテジストの
   ジョン・ストルツファス氏
によると、最近の米国株の下げはまだ続くという。

 ストルツファス氏は顧客向けリポートで、金融当局のインフレ目標が依然達成されていない一方で、株式への「強気度は比較的高い」と指摘したうえ投資家は利上げの長期休止、あるいは利下げへの熱狂を抑え、代わりに「適正な期待」を抱くべきだと続けた。

 好調な経済が連邦準備制度の利上げ長期化を促すとの懸念が株価の重しとなり、S&P500種株価指数は7月後半に付けた高値から3%下落した。
 
 今年の大半を通じ、人工知能(AI)を巡る話題が金利や潜在的な景気減速によるリスクを無視して同指数を押し上げてきた結果だ。

 ストルツファス氏は「目先は幾分の波乱が予想される」との見方を示した。
 同氏は7月下旬にS&P500種の目標を4900ポイントと、ウォール街で最も強気の水準に引き上げたが、同指数は以来、圧力を受けており、予想が外れた。

 また、ドイツ銀行のストラテジストも「現在の下げは緩やかに拡大する」と予想している。
  

posted by manekineco at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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