2023年10月06日

突然の空港料金変更を嫌気し、メキシコ株の売リが強まり20年3月以来最大の下落


 メキシコ株式相場は5日、メキシコ政府が突然、空港運営会社のコンセッション契約変更に動いたことが嫌気され大幅安となった。

 メキシコの主要株価指数は一時4.4%余り下げ、日中ベースとしては2020年3月以来の大幅な下落率となった。
 
 空港運営会社のグルポ・アエロポルチュアリオ・デル・スレステ(Asur)、グルポ・アエロポルチュアリオ・デル・パシフィコ(GAP)、グルポ・アエロポルチュアリオ・デル・セントロ・ノルテ(OMA)の株価は軒並み急落した。
 
 特にGAPとOMAは日中ベースで上場来最大の下げを記録した。

 GAPは4日遅くに地元の規制当局に送付した文書で、国の航空当局が「一方的に、事前の連絡もなく」、空港に関する料金体系を変更したと指摘した。
 
 なお、メキシコの空港運営会社では、旅行者が支払う空港使用料が収入の大部分を占めている。

 メキシコ政府が具体的にどのような変更を行ったのかはこれまでのところ不明だ。
 
 なお、空港運営会社も変更の詳細については説明していない。GAP、Asur、OMAは届け出で、変更に伴う運営への影響について精査していると明らかにした。

    
posted by manekineco at 06:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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