米国投資会社大手のブラックストーンが発表した7−9月(第3四半期決算)は、12%の減益と金利上昇やディールメーキング(企業間取引)の後退が響いたようだ。
ただ、分配可能利益は12億1000万ドル(約1800億円)と、2年ぶりの低水準だった前四半期からほぼ変わらなかった。
1株当たりでは94セントと、事前調査のアナリスト予想の1.01ドルを下回った。
1株当たりでは94セントと、事前調査のアナリスト予想の1.01ドルを下回った。
1兆100億ドルを運用するブラックストーンは、オルタナティブ資産運用の米大手の先陣を切って第3四半期決算を発表した。
第3四半期決算における米利上げが及ぼした影響が明るみに出た。
第3四半期決算における米利上げが及ぼした影響が明るみに出た。
ジョン・グレイ社長はインタビューで「金利とインフレに関して不透明感がある」と指摘した。
また、「こうした要素がすべて事業環境を不確実にしており、それが取引量を減少させている」と説明した。
また、「こうした要素がすべて事業環境を不確実にしており、それが取引量を減少させている」と説明した。