日本銀行の金融政策修正観測への警戒感から25日の債券相場で売りが優勢となり、長期金利が一時10年3カ月ぶりの水準に上昇した。
半面、超長期債対象の流動性供給入札を無難に終えたことから買いが入り、やや戻した。
半面、超長期債対象の流動性供給入札を無難に終えたことから買いが入り、やや戻した。
新発10年債利回りは一時0.865%と2013年7月以来の高水準となった。
新発40年債利回りは一時2.16%と13年2月以来の水準まで上昇した。
新発40年債利回りは一時2.16%と13年2月以来の水準まで上昇した。
財務省が25日に実施した流動性供給入札(残存15.5年超39年未満)の結果は、応札倍率は2.78倍と前回8月24日の同年限入札(2.91倍)からやや低下したものの、おおむね無難な結果となった。
日銀は午前の金融調節で10年国債を1%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを通知していた。
また、債券先物の決済に使われる受渡適格最割安銘柄(チーペスト)対象の同オペも継続したが24日に実施した臨時の買い入れオペは通知しなかった。
日銀は午前の金融調節で10年国債を1%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを通知していた。
また、債券先物の決済に使われる受渡適格最割安銘柄(チーペスト)対象の同オペも継続したが24日に実施した臨時の買い入れオペは通知しなかった。