2023年10月27日

国連安保理は米国とロシアの決議案を否決


 国連安全保障理事会は、イスラエルとハマスの戦闘を一時停止し、人道支援物資の流れを確保しようとする米国とロシアが支持するそれぞれの決議案を否決した。

 安保理ではまず、米国の決議案を否決した。
 この決議案は「一時的な戦闘中断」を含む措置を求め、国連機関に「特に水や電気、燃料、食料、医薬品など、ガザの市民の生活にとって重要な物資やサービス」の提供を呼びかけていた。
 この決議案は理事国15カ国のうち10カ国の支持を得た。

 しかし、ロシアと中国が拒否権を行使した。
 その後、ロシアが支持したより広範な即時停戦を求める決議案も、米国と英国が拒否権を行使して否決された。
 
 
ひとこと
 
 そもそも、ロシアと中国は第2次世界大戦時の戦勝国として国連の安保理事会の常任理事国という立場にあるが、中国もロシアの2カ国はそもそも常任理事国としての権利があるのかどうかも問題だろう。
 国連という組織がそもそもは第一次世界大戦後の国際連盟から離脱した日本やドイツに対する軍事同盟的な側面が強くあるものであり、偏向的な組織自体をそろそろ解体して再構築すべき存在でしかない。
 
 日本の政治家が国連中心主義などとネたボケた主張をするが、組織に染み込んでしまっている国債資本の権益を最大化するシステムは取り除く必要がある。


posted by manekineco at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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