2024年03月19日

ミレニアム・マネジメント(Millennium Management) 世界最大のオルタナティブ資産管理会社の 1 つ 運用資産 589 億ドル(2023年 6 月時点)

     (Millennium Management)
 マルチ戦略のヘッジファンドを提供する投資管理会社
 世界最大のオルタナティブ資産管理会社の 1 つとして、アメリカ、ヨーロッパ、アジアで事業を展開している。
 2022 年の時点で、ミレニアムは 1989年の設立以来、ヘッジファンドの中で 4 番目に高い純利益を記録した。
 運用資産 614億米ドル(2024年1月時点)

 イスラエル・A・イングランダー(Israel “Izzy” Englander )とアメリカ証券取引所(AMEX)の知人である
   ロナルド・シア
は、1989年に3,500万ドルを出資してMillennium Managementを設立した。
 当初の資金3,500万ドルにはイングランダーからの500万ドルと「カナダの裕福な金融家であるベルツバーグ兄弟からの200万ドル」で構成されていた。
 ミレニアム・マネジメントは当初業績が低迷し、共同創設者のロナルド・シアは設立から6か月後に退社した。

 ミレニアムは2016年、当時クレディ・スイス・アセット・マネジメントのグローバル責任者
   ボビー・ジェイン
を共同CIOとしてイスラエル・イングランダーにより迎え入れられた。
 なお、ジェインは 2023 年 6 月にミレニアムを退社した。

 2018年春、ミレニアムは定量的投資管理会社
   WorldQuant
と合弁事業を立ち上げた。
 2019年、ロンドンに本拠を置く投資会社
   LCHインベストメント
は、ミレニアム・マネジメントを史上最も成功したヘッジファンドのランキングで12位にランク付けした。
 1989年の設立以来、同社は投資家に224億ドルの収益を上げたと報告した。

 2019年、同社は新規資金調達を2年間休止した。
 その後、41億ドルを調達した。
 また、2020年3月までに71億ドルを調達する予定で、総額約500億ドルの資本を管理している。

 同社は 2020年を終えて、史上最多となる 265 のポートフォリオ マネージャー チームを擁した。
 2020年2月の時点で、ミレニアムは 400 近くのプロバイダーからの 2,000 以上のデータ セットを管理した。
 これは合計で約10兆のデータ レコードと 2,000 テラバイトを超える圧縮保存データに相当する。

 同社は、約280の投資チームで構成された投資プラットフォーム モデルを駆使し、各ポートフォリオ マネージャーには「さまざまな取引戦略を展開する」ための資金が割り当てられている。
 
 ニューヨークに本社を置き、ロンドン、シンガポール、マイアミ、ベンガルール、テルアビブ、東京、ダブリン、グリニッジ、パリに地方事務所を含む 17 か所の拠点を持っている。
 さらに世界中で追加の事務所を運営し事業の拡大を続けている。

   
posted by manekineco at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | よもやまばなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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