2024年04月05日

人員削減の増加傾向と整合?米失業保険申請が1月以来の高水準

 先週の米新規失業保険申請件数(3月30日終了週)は
   22万1000件
と前週比+9000件と前週から増加し、1月以来の高水準となった。
 エコノミスト予想は21万4000件、前週は21万2000件(速報値21万件)に修正された。
 このところ見られる人員削減の増加傾向と整合している。

 失業保険の継続受給者数(3月23日終了週)は179万1000人に減少した。
 ここ数カ月、労働市場は底堅く推移しているものの、レイオフは増加傾向にある。
 
 今週発表された米求人件数統計によれば、2月のレイオフは1年ぶりの多さとなった。
 また、再就職あっせん会社
   チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス
のデータによると、企業による人員削減の発表も1年ぶり高水準となっており、向こう数週間に失業の増加が示される可能性がある。
 
 変動のより少ない失業保険申請の4週移動平均は21万4250件と若干増加し、2月以来の高水準となった。
 季節調整前のデータでは、申請件数はやや増加して19万6376件だった。
 州別ではカリフォルニアとペンシルベニアで増加が目立った。
  
  
posted by manekineco at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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