ロームが海外市場で転換社債型新株予約権付社債(CB)総額2000億円を発行すると8日付の臨時報告書で開示した。
CBは2本立てで、償還期限は2029年4月24日と31年4月24日。
発表によると、発行額はそれぞれ1000億円で欧州およびアジアを中心とする海外市場で募集する。
ロームは東芝の非公開化に伴い、日本産業パートナーズ(JIP)を中心とする国内連合に参加している。
この際の取引で借り入れた3000億円の
ブリッジローン
の返金資金の一部として、9月までをめどに充当する予定としている。
ロームは東芝の非公開化に伴い、日本産業パートナーズ(JIP)を中心とする国内連合に参加している。
この際の取引で借り入れた3000億円の
ブリッジローン
の返金資金の一部として、9月までをめどに充当する予定としている。
ロームではパワー半導体分野で東芝との協業強化を検討しており、昨年12月にパワー半導体を共同生産すると発表したのに続き、3月には将来的には資本提携も視野に入れた協議を行いたいと発表していた。
アクティブ・ブックランナーはゴールドマン・サックス・インターナショナルと野村インターナショナルが務める。
なお、両社に加えてモルガン・スタンレー・インターナショナルとみずほインターナショナルの4社が共同主幹事となる。
なお、両社に加えてモルガン・スタンレー・インターナショナルとみずほインターナショナルの4社が共同主幹事となる。