2024年04月21日

投資銀行部門で100人余りの削減をUBSが計画

 スイスの銀行UBSグループが新たな人員削減を計画していることが、メディアの複数の関係者の取材で分かった。
 クレディ・スイスの救済合併に伴う人員カットを継続する。

 情報の部外秘を理由に匿名を条件に語った情報が市場に流れ出ている。

 なお、セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は、人員削減の規模が全体でどの程度になるかほとんど情報を明らかにしていない。
 UBSはこれまでに今後数年間で人件費を約60億ドル(約9260億円)削減する考えを示している。
 
 今回の人員削減では、世界の投資銀行部門全体で100人余りが対象となる見通しで、今後数週間のうちに実施される予定だという。

 また、ウェルスマネジメント部門とマーケット部門でも人員削減が予想される、と別の関係者とも述べた。
 クレディ・スイスの救済合併により、UBSの従業員数は世界で約4万5000人増の約12万人となった。

 この人員削減に関する決定は時期を含め最終なものではなく、今後変更される可能性がある。

   
posted by manekineco at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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