2024年04月21日

FRB量的引き締めは2025年に終了?NY地区連銀が2つのシナリオ示した

 米連邦準備制度理事会(FRB)は
   バランスシートの縮小
を2025年に停止する可能性があることが、ニューヨーク地区連銀の予測で示された。

 同連銀のトレーディングデスクは17日公表の年次リポートで、2つのシナリオを提示した。
 量的引き締め(QT)として知られるバランスシート縮小は2025年早期か半ばに終了する可能性があると見積もった。
 銀行の準備預金残高は翌26年までに約2兆5000億−3兆ドル(約386兆−463兆円)に減少するとしている。

 米金融当局者は先月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で、バランスシート縮小プロセスを減速させる計画について議論を開始した。
 ただ、何も決定は下されなかった。

 同会合の議事要旨によれば、当局者は前回にポートフォリオの縮小を試みた2019年の市場混乱を考えると、さらなる
   縮小には慎重なアプローチ
をとることが適切であると「おおむね判断」した。

 ニューヨーク地区連銀のリポートで示された「準備預金の規模がより大きい」シナリオでは、バランスシートは約6兆5000億ドルに縮小される。
 一方、「準備預金の規模がより小さい」シナリオでは、6兆ドルまで圧縮される。

 ウォール街では流動性を保証し、過去に起きた
   金融市場の混乱
を回避するために適切となる準備預金の水準に注目が集まっている。
 市中銀行がFRBに預けている準備預金残高は
   現在約3兆6000億ドル
という規模だが、当局者らはこれを「潤沢」だと表現しており、「十分」な水準を目指しているとしている。

 パウエルFRB議長は先月のFOMC会合後の記者会見で、十分な水準について、潤沢より「やや少ない」と説明していた。


posted by manekineco at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック