2024年04月28日

アルファベット、クラウド好調で売上高は予想上回る配当発表

 グーグルの親会社米アルファベットが25日に発表した1−3月(第1四半期)決算では、クラウド・コンピューティング部門の成長が寄与し売上高がアナリスト予想を上回った。

 1−3月期の売上高はパートナーへの支払いを除いたベースで
   676億ドル(約10兆5000億円)
で、ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均の661億ドルを上回った。
 純利益は1株当たり1.89ドルで、ウォール街の予想の1.53ドルを上回った。
 また、初めての配当を発表し1株当たり20セントを支払うとした。
 自社株買いを700億ドル追加することも明らかにした。 

 ルース・ポラット最高投資責任者(CIO)は電話会見で記者団に「当社のAIソリューションからの貢献の増加が見られた」と述べ、グーグル・クラウドの業績は「業界全体の強さを如実に反映している」と付け加えた。
 
 他の大手ハイテク企業同様、アルファベットも人工知能(AI)の開発に資金を投じている。
 この戦略は同社のクラウドサービスの需要促進に貢献しており、同事業の1−3月期売上高は28%増加した。

 グーグルは、現在のAIブームで使用されている基礎技術の多くを開発し、ウェブ検索から「Google Docs」などの企業向けソフトウエアなどに技術を組み込んできた。

 検索広告収入は14%増の462億ドルで、アナリスト予想平均は450億ドルを上回った。

 グーグル・クラウドの売上高は96億ドルだった。
 同部門の利益は9億ドルで、アナリスト予想の6億7240万ドルを大きく上回った。

    
posted by manekineco at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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