2024年04月28日

当面はバリュー株を保持し続けテクノロジー株は避けるのが賢明

 米経済指標がインフレ率の上昇と成長の鈍化を示し、米2年債利回りが5%に向けて上昇している。
 米債券大手パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の共同創業者であるビル・グロース氏は、いわゆる「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる大手テクノロジー企業のような株式銘柄を卒業する時が来た、「当面はバリュー株を保持し続けテクノロジー株は避ける」と指摘、X(旧ツイッター)に25日投稿した。
 そのわずか1日後、構成銘柄にハイテク株が多いナスダック総合指数は2月以来の大幅高となった。

 マイクロソフトとグーグルの親会社アルファベットが発表した決算内容で、人工知能(AI)関連の業績押し上げ効果がまだ健在であることが示されたためだ。

 インフレ傾向が高まっている米経済のソフトランディング(軟着陸)について
   実現可能性を巡る新たな疑問が浮上
する中で、短期的な市場動向を把握しようとする
   全ての投資家が正念場
を迎えている。

 モメンタムトレードの上場投資信託(ETF)の一つは今週、3.5%上昇したが、前週の下落率は5.6%に達していた。

  
posted by manekineco at 05:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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