(Morningstar, Inc.)
1984 年に設立され、イリノイ州シカゴに本社を置く米国の金融サービス会社
1984 年に設立され、イリノイ州シカゴに本社を置く米国の金融サービス会社
さまざまな投資リサーチおよび投資管理サービスを提供している。
イリノイ州シカゴに本社を置き、ニューヨーク、ロンドン、パリ、シドニー、香港、深セン、ムンバイなど世界各地の都市に主要地域オフィスを構えている。
収益 18億7,000万米ドル(2022年)
営業利益 1億6,780万米ドル(2022年)
純利益 7,050万米ドル(2022年)
営業利益 1億6,780万米ドル(2022年)
純利益 7,050万米ドル(2022年)
運用資産 2,950億米ドル(2023年)
就業者数 9,556人(2021年)
就業者数 9,556人(2021年)
子会社
・モーニングスタージャパン株式会社(22.1%)
・モーニングスタージャパン株式会社(22.1%)
モーニングスターは29カ国で事業を展開し、金融ジャーナリストは同社の調査と推奨が
資産運用業界に影響力
を持つとみなしており、モーニングスターのアナリストによる肯定的または否定的な推奨は、特定のファンドに資金を流入させたり流出させたりする可能性がある。
同社は資産運用部門を通じて、2023年3月31日現在で2,950億ドルを超える資産を運用している。
また、「Morningstar Research Portal」、「Morningstar Direct」、「Morningstar Advisor Workstation」など、投資専門家向けのソフトウェアおよびデータ プラットフォームも提供している。
ハリス・アソシエイツで株式アナリストとして1年間働き、ファンド業界と潜在的な競合相手を間近で見た創業者の
は、1982年に著名なファンドマネージャー数名に依頼した
投資信託の年次報告書
を見直しているときに、モーニングスターのアイデアを思いつき、初めて、そこにチャンスがあると確信した。
その後、1984年にシカゴのワンルームアパートで初期投資額8万ドルでモーニングスターを設立した。
モーニングスターという名前は、ヘンリー・デイヴィッド・ソローの著書「ウォールデン」の最後の一文「太陽は明けの明星にすぎない」から取られたという。
1999年7月、モーニングスターはソフトバンクから9100万ドルの投資を受け入れた。
その見返りとして同社の株式20%を取得した。
両社は前年に日本で合弁会社を設立していた。
モーニングスターの新規株式公開は2005年5月3日に行われ、7,612,500株が1株当たり18.50ドルで公開された。
モーニングスターの株式公開の方法は注目に値し、同社はGoogleの足跡をたどり、従来の方法ではなく
OpenIPO方式
を選択した。
これにより、個人投資家が株式の価格に入札することができ、すべての投資家が平等にアクセスできるようになった。
2006年、モーニングスターは投資調査会社
イボットソン・アソシエイツ社
を買収し、翌2007年、S&Pグローバル社の投資信託データ事業を買収した。
2010年、モーニングスターは信用格付け会社
リアルポイント
を5200万ドルで買収し、機関投資家向けに構造化信用格付けとリサーチの提供を開始した。
同年、モーニングスターは英国を拠点とするファンドリサーチ、格付け、投資顧問サービスの提供会社
オールド・ブロード・ストリート・リサーチ社(OBSR)
を1830万ドルで買収した。
この買収後、同社はモーニングスターOBSRに社名を変更した。
2014年、モーニングスターは金融アプリケーション向けデータ集約技術プロバイダ
ByAllAccounts, Inc.
を買収した。
2016年、モーニングスターは
ピッチブック・データ
の残りの所有権を約2億2500万ドルで買収した。
2016年9月、モーニングスターは2017年1月付けで
クナル・カプール
を最高経営責任者に任命し、同時にマンスエトが取締役会長に就任すると発表した。
2019年、モーニングスターは世界第4位の信用格付け会社
DBRS
を6億6,900万ドルで買収した。
この買収後、DBRSはモーニングスターの信用格付け事業と合併した。
2020年、モーニングスターは、環境・社会・ガバナンス(ESG)の洞察に特化した調査・格付け会社である
サステイナリティクス
を買収する契約を締結した。
同年、モーニングスターは、カナダに拠点を置く財務計画およびリスク評価ソフトウェア会社
プランプラスグローバル
を買収することに合意した。
2021年、モーニングスターはオーストラリアの資産管理プラットフォーム
Praemium (ASX:PPS)
の英国および国際(ジャージー島、香港、ドバイを含む)事業を3,500万ポンドで買収すると発表した。
2022年、モーニングスターは、 S&Pグローバル傘下のレバレッジドローン市場データ専門企業
レバレッジド・コメンタリー・アンド・データ(LCD)
を約6億5000万ドルで買収すると発表した。
モーニングスターは投資運用業界では強力な企業とみなされており、同社の格付けや推奨はファンドの運用資産に影響を及ぼすことが多い。同社の「星」による格付けは、ファンドマネージャーがマーケティング資料でよく使用している。
モーニングスターは投資運用業界では強力な企業とみなされており、同社の格付けや推奨はファンドの運用資産に影響を及ぼすことが多い。同社の「星」による格付けは、ファンドマネージャーがマーケティング資料でよく使用している。
星による肯定的な格付けはファンドの戦略に信頼性をもたらすとされる。
また、モーニングスターのアナリストやデータは、
ニューヨーク・タイムズ
ウォール・ストリート・ジャーナル
ファイナンシャル・タイムズ など
のメディアで頻繁に引用されている。
2017年10月、ウォールストリートジャーナルは、モーニングスターの影響力に対する批判と、同社の格付けシステムの予測力に疑問を呈する特集記事を一面で掲載した。
これに対し、モーニングスターは、高格付けファンドが低格付けファンドよりもパフォーマンスが優れていることを示す定量分析を提供したが、格付けを将来のパフォーマンスの決定的な指標として使用しないよう警告した。
モーニングスターの現在のロゴは、グラフィックデザイナーのポール・ランドがデザインした。
このデザインでは、モーニングスターの「o」が昇る太陽として表現されている。
これは会社名の由来となったヘンリー・デイヴィッド・ソローの言葉に由来しているといわれる。
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