ニコラス・J・プリツカー(Nicholas J. Pritzker) 米国人不動産・ベンチャー起業家 タオキャピタル(Tao Capital Partners)の共同創設者

ニコラス・J・プリツカー(Nicholas J. Pritzker)

　　　1945年10月16日生まれ（78歳）

　カリフォルニア州サンフランシスコ在住の米国人不動産・ベンチャー起業家

　ハイアット開発株式会社の取締役会長兼CEOを務めた。

　シカゴの裕福なプリツカー家の一員で、噛みタバコ大手の

　　　コンウッド

を所有していたが、後に同業のレイノルズ・アメリカンに売却した。

　
　ニコラスは1945年10月16日

　　　ジャック・ニコラス・プリツカー（1903-1979）

　　　ローダ・ゴールドバーグ・プリツカー（1914-2007）

の息子としてシカゴで生まれた。

　ニコラスはリード大学、レイクフォレスト大学、ロンドン映画学校に通った。

　その後、シカゴ大学で法学博士号を取得した。

　
　ニコラスは、父親のジャック・プリツカーとともに不動産業に携わった。

　その後、イリノイ州シカゴのハイアットホテルコーポレーションの責任者となった。

　ニコラスは同社の社長を務め、国際的なホテルプロジェクトを運営し、1980年から2007年までハイアットホテルコーポレーションの取締役も務めた。

　彼は独立した起業家であり、主に持続可能なエネルギーと破壊的技術ビジネスに投資している

　　　タオキャピタル(Tao Capital Partners)

の共同創設者である。

　タオキャピタルの初期の投資(スタートアップ企業への投資)には

　　　テスラモーターズ(Tesla Motors)

　　　ウーバー(Uber)

　　　スペースX(SpaceX)

　　　ツイストバイオサイエンス(Twist Bioscience)

　　　アクイオンエナジー(Aquion Energy)

　　　アトランティカホテル(Atlantica Hotels)

　　　ユナイテッドレコードプレス(United Record Pressing )

　　　ファウンデーションズリカバリーネットワーク(Foundations Recovery Network)

などがある。

　プニコラスは、2017年から電子タバコ会社

　　　JUULラボ

の取締役を務めている。

　
　ニコラスは、コンサベーション・インターナショナルの副会長、グランド・ビクトリア財団の会長、クリーン・エネルギー・トラストの副会長、リブラ財団の会長など、さまざまな非営利団体の理事を務めてきた。

　
　プリツカーはスーザン・ストウェル・プリツカーと結婚し、4人の子供がいる。

　ニコラスはジョージア州アテネ出身のアメリカのロックバンド

　　　「ワイドスプレッド・パニック」

の熱心なファンであり、2002年以来一度もショーを欠席したことがないと伝わっている。