2024年08月01日

米国、中国のAIメモリーチップへのアクセスに新たな制限を検討

 米国は8月にも、中国による人工知能(AI)メモリーチップとその製造装置へのアクセスを一方的に制限することを検討していることがこの事情に詳しい複数の関係者がメディアの取材で匿名を条件に明らかにしたことが市場に伝わった。
 米中間の技術面での対立は一段とエスカレートするとみられる。

 関係者によると、この措置は
   マイクロン・テクノロジー
のほか、韓国のSKハイニックスサムスン電子が高帯域幅メモリー(HBM)を中国企業に供給しないようにすることが狙いという。
 3社は世界のHBM市場を独占しているものだが、この関係者は最終決定は下されていない点を強調した。

 HBMは、エヌビディアアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などが提供するAIアクセラレーターを動かすのに必要な部品であり、実際に同措置が導入されれば、HBM2や現在生産されている最先端のメモリーチップであるHBM3E、それらを製造するために必要なツールも対象になる。


posted by manekineco at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 株銘柄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック