ふくおかフィナンシャルグループのチーフ・ストラテジスト
佐々木融氏
は、年初から計15兆円程度が介入に使われており、これで再び円安に戻るようなら「介入に限界があることが露呈される」と述べた。
その上で、円のファンダメンタルズを強くしなければ、どこかで限界が来るのではないかとの見方を示した。
佐々木融氏
は、年初から計15兆円程度が介入に使われており、これで再び円安に戻るようなら「介入に限界があることが露呈される」と述べた。
その上で、円のファンダメンタルズを強くしなければ、どこかで限界が来るのではないかとの見方を示した。
ひとこと
小出しの介入の限界はバブル崩壊後の経済回復のテコ入れで行った様子を見ながら行った手法と同じで砂漠に水をまく如き対応が限界であり、大規模な介入で流れを変える決断が必要ということだ。ただ、スイス中央銀行のスイスフランへの買わせ介入ではその後醜聞が色々出ている背景もあり、大規模に介入できない事情があれば、それ自体が問題だろう。
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