2024年08月07日

American Research and Development Corporation(ARDC)ベンチャーキャピタルおよびプライベートエクイティ会社

American Research and Development Corporation(ARDC)
 1946年に
   ジョルジュ・ドリオ
   ラルフ・フランダース
   メリル・グリズウォルド
   カール・コンプトン
によって設立されたベンチャーキャピタルおよびプライベートエクイティ会社である。

 ARDCは、 1957年に
   Digital Equipment Corporation (DEC)
に7万ドルの株式(「会社の70%」)と約200万ドルの融資を投資した。
 1966年の新規株式公開後の同社の成功により、投資額の数倍の価値がついたとき、最初の主要なベンチャーキャピタルの成功物語[2]を作ったとされている。
 DEC は 1957 年から 1992 年までマサチューセッツ州メイナードの元ウール工場に本社を置き、最初の大手ベンチャー キャピタルの成功例となった。 
 ARDCは1971年にドリオットが引退するまで投資を続けた。
 1972年、ドリオットは150社以上に投資した後、 ARDCをテキストロンと合併した。
 
 会社は、第二次世界大戦から帰還した兵士が経営する企業への民間投資を奨励するために設立された。
 ARDCの重要性は、主に、
   JHホイットニー・アンド・カンパニー
   ロックフェラー・ブラザーズ
のように裕福な家庭以外の出資者から資金を受け入れた最初の機関投資家のプライベート・エクイティ投資会社と同様に、ARDCもいくつかの投資で成功を収めた。
 ARDCの元従業員は、グレイロック・パートナーズ(1965年にチャーリー・ウェイトとビル・エルファーズによって設立)や、フラッグシップ・ベンチャーズ(1982年にジェームズ・モーガンによって設立)の前身であるモーガン・ホランド・ベンチャーズなど、いくつかの著名なベンチャーキャピタル会社を設立した。

   
posted by manekineco at 07:41| Comment(0) | TrackBack(0) | よもやまばなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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