米株式相場は6日、世界の市場を揺るがした大規模な売りが一巡し、押し目買いの動きが再び活発化し反発した。
S&P500種株価指数は主要な業種別指数が全て値上がり。同株価指数は急落でテクニカル上「売られ過ぎ」の領域まで押し下げられていたことから、割安となった銘柄に買いが入った。
恐怖指数として知られるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は、2010年以来の大幅低下となった。
エヌビディアは3.8%値上がりし、半導体銘柄の上昇を主導した。
超大型ハイテク7社で構成するブルームバーグの「マグニフィセント・セブン」指数は1.2%高。小型株で構成するラッセル2000指数も1.2%上げた。
その他の個別銘柄では、ウォルト・ディズニーが高い。ストリーミングサービス「ディズニー+(プラス)」の料金を引き上げると発表した。強気な業績見通しを示したキャタピラーも買われた。
超大型ハイテク7社で構成するブルームバーグの「マグニフィセント・セブン」指数は1.2%高。小型株で構成するラッセル2000指数も1.2%上げた。
その他の個別銘柄では、ウォルト・ディズニーが高い。ストリーミングサービス「ディズニー+(プラス)」の料金を引き上げると発表した。強気な業績見通しを示したキャタピラーも買われた。
弱い経済指標や期待外れのハイテク企業決算、伸び切ったポジション、季節的なトレンドの悪さをきっかけに下落していた世界の市場に、一定の落ち着きが戻った。
ここ1カ月に見られたような大規模な下落の後に米国株を買うと、通常は利益を上げられることが、ゴールドマン・サックス・グループの分析から分かった。
1980年以降、S&P500種は直近の高値から5%下落した後の3カ月に中央値で6%のリターンを上げているという。
ここ1カ月に見られたような大規模な下落の後に米国株を買うと、通常は利益を上げられることが、ゴールドマン・サックス・グループの分析から分かった。
1980年以降、S&P500種は直近の高値から5%下落した後の3カ月に中央値で6%のリターンを上げているという。
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