2024年08月07日

追加的な衝撃がない限り、広範なドル下落への道がさらに開かれている

 外国為替市場で円の対ドル相場はもみ合いニューヨーク時間朝方に一時1ドル=144円ちょうど付近を付けた後は、おおむね145円を挟んだ値動きとなった。
 円は前日比ベースでは7月29日以来の下落となった。
  
 バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト
   アレックス・コーエン氏
は顧客向けリポートで、「市場は適切な米利下げサイクルを十分に織り込んでいる。それが実現すれば、過去数年にわたってドルを支えてきた重要な柱の1つである相対的に高い実質金利が損なわれることになる」と指摘した。
 また、「ドルのポジションはロング、バリュエーションは高いという状況がそれぞれ続いており、追加的な衝撃がない限り、広範なドル下落への道がさらに開かれている」と続けた。

   
posted by manekineco at 08:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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