2024年08月07日

米株絶頂で退場迫られた弱気派コラノビッチ氏の相場予言が的中か

 米国株が突然襲われた急落から持ち直す中、ウォール街では相場の変調を予言し、退社に追い込まれた元JPモルガン・チェースのストラテジスト
   マルコ・コラノビッチ氏
に注目が集まっている。

 弱気派の代表格だったコラノビッチ氏が7月3日、19年勤務したJPモルガンを突如去った。
 金融業界内では「相場が頂点に達する兆候ではないか」との噂が広がっていた。
 
 著名な弱気派はかねて、市場の熱狂のさなかで、会社の収益を害する利益相反の関係となり、退職を促される傾向にある。
 ここにきてコラノビッチ氏の見解は正しかったことがますます裏付けられているような環境となっている。
 少なくともトレーダーやストラテジストのソーシャルメディア投稿などを踏まえれば、ウォール街はそれに注目が集まり始めている。

 コラノビッチ氏の退社後5週間で、S&P500種株価指数は約5%下落した。
 また、ナスダック100指数は10%余り値下がりし、テクニカル上の調整局面入りした。

 S&P500種が約2年ぶりの大幅安となった5日、ソーシャルメディア、X(旧ツイッター)上では個人投資家からプロまでこの著名「予言者」に関する話題で持ちきりだ。
 
 
ひとこと
 元々ゼロサム経済であり、山が高ければ谷も深い。
 みんなで買えば大きく価格が上がるが、いつまでも上がり続けることはない。チキンレース化した市場では飛び降りつタイミングが重要であり、規模が大きければ降りる準備にも時間がかかるものだ。
 突然降りることは大きな怪我を置いかねない規模の大きな投資家はカモネギ投資家が常に必要であり、作り出せるかどうかだ。


posted by manekineco at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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