2024年08月09日

ウォール街のボーナスが大幅増 債券引き受け業務は最大35%アップ

 報酬コンサルティング会社
   ジョンソン・アソシエーツ
が8日発表したリポートによると、債券引き受け業務に従事するバンカーの賞与は最大35%増加する可能性がある。
 ここ数年の低調から資本市場が回復し、全体の件数が増えたことが背景にある。
 株式引き受けに携わるバンカーへの賞与は最大30%増の見通し。

 欧米の銀行は4−6月(第2四半期)決算が総じて好調だった。
 世界的な株高でトレーディングデスクへの需要が高まった。
 株式トレーダーのボーナスは最大15%増、債券トレーダーは5−10%増が見込まれている。

 米利上げを受けて株式や債券の発行を見合わせていた法人顧客が、市場に戻りつつある。

 ウェルスマネジメント業務のバンカーも、力強い需要を受けて賞与が最大10%増えると、ジョンソン・アソシエーツでは予想している。

 ヘッジファンド業務は最大15%増の見込み。大半のストラテジーでパフォーマンスが改善していることが背景にある。

 賞与の伸び予想は今後変わることがあり得る。特に、米国の経済や予定されている選挙、利下げの道筋を巡る不透明感が影響する可能性がある。
  
   
ひとこと
 日本の金融機関ではこうした動きとは対象的で、バブル崩壊後にコストカットしか能力のないごますりバンカーが増加し、資金提供した企業でも同様の行為しか出来ておらず、機関投資家としても投資資金に見合った利益が確保すら出来ない能力不足・経験不足が顕著で、欧米からはカモネギ投資家やタコ足投資家としか見られていない現実がある。
  
   
posted by manekineco at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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