2024年08月18日

ウクライナ軍の越境攻撃で「プーチン氏はジレンマに直面」 戦略的に重要な橋の破壊で兵站線が崩壊

 ロシア領内に越境攻撃を続けるウクライナ軍は日本時間17日、ロシア軍の補給路であるクルスク州の橋を爆破する映像を公開した。
 軍事専門家は、プーチン大統領はジレンマに直面していると指摘した。

 ウクライナ軍が日本時間17日に公開した映像でロシア西部クルスク州の橋がミサイルにより爆発した。
 煙が消えると、橋桁等が崩落し寸断され仕様が不可能な状態に陥った。

 ウクライナ軍による、ロシアへの越境攻撃が始まってから11日のことで、今回、ウクライナ軍が破壊した橋は、すでに制圧している地域からおよそ10キロ離れた場所にあり、ロシア軍が火器弾薬や食料の補給路として使っていた。

 この橋の破壊は、ウクライナ軍による現在の軍事制圧地域を維持・確立しようという狙いがあるとともに、ロシア内部からの進撃を阻み、ウクライナへのロシア軍への補給が滞り戦闘継続ができにくくし、退路を塞ぐことで
 橋を越えて軍事制圧することは、現時点ではウクライナ側は想定していない可能性もある。

 CNN特派員(16日公開 ロシア・クルスク州)は「激戦の痕跡が残されています。ロシア国内でウクライナ軍が進軍するのは信じられない光景です」と伝え、地下シェルターには、ロシア人住民たちの姿もあったと続けた。

 ロシア領内に外国の正規軍が地上侵攻したのは、第2次世界大戦以来、初めてとなる。
 ロシアのプーチン大統領からは、12日に行われた会議でのやりとりで「いら立ちが垣間見える映像」として拡散している。
 プーチン政権に対するロシア国民の信頼が低下しているという、ロシアの「世論調査財団」による調査結果も出ています。
  
       
posted by manekineco at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 株銘柄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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