2024年08月19日

トランプ氏がインフレでハリス氏を非難したうえ、その後すぐに個人攻撃を展開など劇場型政治家としての資質の悪さを目立たせた。 

 トランプ前米大統領は17日の選挙集会で、ハリス副大統領をバイデン政権下での高インフレと結びつけようとした後は、脈絡もない単なる場当たり的な批判に転じた。

 トランプ氏はペンシルベニア州北東部のウィルクスバリで開いた集会で「カマラは前日、いわゆる経済計画を発表した。就任初日から食費や住居費を引き下げると言っている。しかし、カマラにとっての初日は3年半前だった」と述べた。
 ウィルクスバリはバイデン氏の生まれ故郷、スクラントンに近い。

 トランプ氏はすぐにハリス氏への個人攻撃に転じ、「人々は私に、友好的に振る舞えと言うが、彼女の笑い声を聞いたことがあるだろうか。あれは狂人の笑いだ」と発言した。

 トランプ氏は自身の盟友らから侮辱を控えるよう促されている述べ、「ハリス氏を狂人と呼ばないよう注意されているが、それが彼女だ」と話すなどした。。

 90分余りに及んだ演説では、自分の方がハリス氏よりも見かけがいいとも、トランプ氏は自己陶酔的に述べた。

 こうしたアプローチは、有権者が11月の大統領選で重要だとしている経済や移民などの問題に焦点を当てるようトランプ氏に勧めてきた一部の共和党員を動揺させた。
 この分野ではトランプ氏が有利であることが世論調査で示されているが、トランプ氏の振る舞いは戦略を意味のない話が優先し、全てを破壊しかねない様相だ。

 大統領の職務の権威尊厳もなくする無頼漢なのだろう。
 
    
posted by manekineco at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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