2024年08月21日

ジャクソンホール会合の講演待ちで米ドル売り

 ニューヨーク外国為替市場では、ドル指数が3営業日続落し、3月以来の安値となった。
 市場は今週後半開催のカンザスシティー地区連銀主催の年次シンポジウム(ジャクソンホール会合)から
   米利下げのタイミングと下げ幅
に関して一段の手掛かりを得ようとしている。

 米ドルが下落したことで、ユーロとポンドは対ドルの年初来高値をそれぞれ更新した。
 ユーロは一時0.4%上昇して1ユーロ=1.1130ドルと、昨年12月28日以来の高値となった。
 また、ポンドは対ドルで一時0.5%近く上昇し、1ポンド=1.3052ドルと昨年7月以来の高値を付けた。

 カナダ・ドルは他の主要通貨の大半に対して軟調に推移した。
 インフレ率が過去3年余りで最も低い伸びとなり、カナダ銀行(中央銀行)が9月に、3会合連続で利下げを実施することがほぼ確実になったためだ。

  
posted by manekineco at 06:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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