米国の投資会社ベインキャピタルは、半導体メーカーのキオクシアホールディングスの新規株式公開(IPO)計画を復活させた。
この事情に詳しい関係者がメディアに取材で匿名を条件に明らかにしたもので、約5億ドル(約730億円)規模となる可能性がある。
ベインはキオクシアの上場に向けて、複数の投資銀行と協力している。
キオクシアは早ければ数週間以内にIPOプロセスを開始する可能性があるという。
キオクシアは早ければ数週間以内にIPOプロセスを開始する可能性があるという。
なお、検討は現在も続いており、IPOの詳細は市場の状況次第で変わり得るためか、ベインの担当者はコメントを控えた。
日本経済新聞は23日、キオクシアが東京証券取引所への10月の上場を申請したと報じた。
なお、ブルームバーグがまとめたデータによると、日本での5億ドル規模のIPOはKKR傘下の半導体製造装置メーカー、KOKUSAI ELECTRICが昨年10月に15億ドルで上場して以後で最大となる。