米株式市場では28日、サーバーメーカーの
スーパー・マイクロ・コンピューター
が2024年度(6月30日終了)の年次報告書(フォーム10K)を適時に提出できないとの見通しを示したことから売りが膨らみ急落した。
が2024年度(6月30日終了)の年次報告書(フォーム10K)を適時に提出できないとの見通しを示したことから売りが膨らみ急落した。
同社は28日朝の届け出で、「財務報告を巡る内部統制の構造および運用の有効性の評価を完了させるのに」さらなる時間が必要だと説明した。
なお、この届け出には、既に発表した会計年度および四半期の「業績について修正は行っていない」とも記されている。
この発表以前に、空売り投資家ヒンデンブルグ・リサーチは27日、スーパー・マイクロを調査した結果、「明白な会計上のレッドフラッグ(危険を知らせる赤旗)、未公表の関連者取引の証拠、制裁および輸出管理の不手際、顧客問題」が明らかになったとリポートで指摘していた。
28日のニューヨーク市場で、スーパー・マイクロ株は一時25%安となった。