ウクライナ大統領府はゼレンスキー大統領が30日、空軍の
オレシチュク司令官
を解任したと発表した。
解任理由は明らかにしていないが、北大西洋条約機構(NATO)加盟国から供与された米国製F16戦闘機1機が26日に墜落して操縦士が死亡しており、解任と関係している可能性もあると見られる。
ゼレンスキー氏は通信アプリに「兵士を守る必要がある」と投稿した。
ウクライナ軍によると、墜落機はロシア軍の
巡航ミサイルの迎撃任務
に当たっていた。
ウクライナは米国と共同で墜落原因などの調査を開始した。
ウクライナ第2の都市、東部ハリコフ市には30日、ロシア軍の攻撃があり、地元当局によると、子どもを含む少なくとも6人が死亡、約60人が負傷した。
この攻撃には誘導滑空爆弾が使われたとみられ、集合住宅が損壊し、火災が起きるなどした。
一方、ロシア西部ベルゴロド州では30日、ウクライナ軍による攻撃があり、地元知事によると住民5人が死亡、37人が負傷したことを明らかにした。