ウクライナのゼレンスキー大統領は8月31日のビデオ演説で、供与された
長距離ミサイル
によるロシア領内奥地の
軍事拠点への攻撃
を認めるよう米英仏独に改めて要求した。
ウクライナのウメロフ国防相も30日、米CNNテレビのインタビューで、米側に
具体的な攻撃目標のリスト
を提示したと説明している。
ロシアの反応を気にして武器使用を制限する支援国への説得を強めている様子が窺える。
ウクライナではロシア軍が戦闘機から放つ
誘導型爆弾
による被害が深刻化しており、攻撃の起点となるロシア領の軍事目標をたたくため、ウクライナ軍は供与された米国の
長距離地対地ミサイル「ATACMS」
や英国の
長距離巡航ミサイル「ストームシャドー」
などの使用許可を求めてきた。