香港を拠点とするキャセイパシフィック航空は、一部を欠航せざるを得ないと発表した。
キャセイは発表文で、引き返しを強いられた2日のチューリヒ行きのエアバスの長距離旅客機「A350」で
エンジン部品の不具合を特定
エンジン部品の不具合を特定
したと説明し、「念のため」同型機を全て検査することが理由だと明らかにした
その後の機体点検で「交換が必要な同じエンジン部品が多数」見つかったと続けた。
エンジンは英ロールス・ロイス・ホールディングスの製造で、キャセイはエンジン部品の問題について詳しくは明らかにしていない。
ロールス・ロイスは「航空会社や航空機メーカー、関係当局と緊密に協力し、この件の調査をサポートしていく」と発表文で表明した。
また、エアバスはロールス・ロイスやキャセイにコメントを求めるよう回答した。
この発表を受けて2日のロンドン株式市場では、ロールス・ロイス株が一時8.2%安と、2年ぶりの大幅安となった。
不具合とみられる問題の原因は不明だが、投資家の間では近年、エンジン問題への警戒感が強まっている。
プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製のエンジンを搭載したエアバスの近・中距離機A320ネオの多くでも不具合が原因で、中東欧を拠点とするウィズエアー・ホールディングス、インドのインディゴ、ドイツのルフトハンザ航空などが一時運航を停止した。
不具合とみられる問題の原因は不明だが、投資家の間では近年、エンジン問題への警戒感が強まっている。
プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製のエンジンを搭載したエアバスの近・中距離機A320ネオの多くでも不具合が原因で、中東欧を拠点とするウィズエアー・ホールディングス、インドのインディゴ、ドイツのルフトハンザ航空などが一時運航を停止した。
なお、キャセイはA350を48機運航しており、世界の航空会社の中で同型機を最も多く利用している1社だが、今回の点検で一部は「数日間」運航が不可能になり、スケジュールへの影響は避けられないと同社は説明した。
3日の終わりまでで、往復で24便が欠航になったと発表した。
3日の終わりまでで、往復で24便が欠航になったと発表した。
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