2024年09月06日

ベライゾンがブロードバンド強化のため、同業フロンティアを1.4兆円で買収

 米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズは5日、同業のフロンティア・コミュニケーションズ・ペアレントを約95億9000万ドル(約1兆3800億円)で買収することに合意したと発表した。
 フロンティア株主は1株当たり38.50ドルを受け取る。
 買収が迫っていると報道される前の3日終値28.04ドルに対し37%のプレミアムが上乗せされた。
 負債を含めフロンティアを200億ドルと評価した形になる。

 この買収によりベライゾンは、高速インターネットサービスをより広範に提供する計画を加速できる。動画ストリーミングサービスの利用増加などにより、インターネットの利用は引き続き増えている。
 人工知能(AI)をビジネスに採用する企業が増えるにつれ、高速通信への需要はさらに拡大するとみられる。

 フロンティアは2021年の経営破綻から回復し、自らを「米国最大の光ファイバーインターネット専業企業」と称する。
 23年の売上高は58億ドルで、その約52%は光ファイバー関連の事業によるものだった。
  
  
posted by manekineco at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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