米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズは5日、同業のフロンティア・コミュニケーションズ・ペアレントを約95億9000万ドル(約1兆3800億円)で買収することに合意したと発表した。
フロンティア株主は1株当たり38.50ドルを受け取る。
買収が迫っていると報道される前の3日終値28.04ドルに対し37%のプレミアムが上乗せされた。
負債を含めフロンティアを200億ドルと評価した形になる。
買収が迫っていると報道される前の3日終値28.04ドルに対し37%のプレミアムが上乗せされた。
負債を含めフロンティアを200億ドルと評価した形になる。
この買収によりベライゾンは、高速インターネットサービスをより広範に提供する計画を加速できる。動画ストリーミングサービスの利用増加などにより、インターネットの利用は引き続き増えている。
人工知能(AI)をビジネスに採用する企業が増えるにつれ、高速通信への需要はさらに拡大するとみられる。
人工知能(AI)をビジネスに採用する企業が増えるにつれ、高速通信への需要はさらに拡大するとみられる。
フロンティアは2021年の経営破綻から回復し、自らを「米国最大の光ファイバーインターネット専業企業」と称する。
23年の売上高は58億ドルで、その約52%は光ファイバー関連の事業によるものだった。
23年の売上高は58億ドルで、その約52%は光ファイバー関連の事業によるものだった。