2024年09月10日

ゴールドマンが米国株の弱気相場入りの可能性は低いと予測

   クリスチャン・ミューラーグリスマン氏
が率いるチームは9日付のリポートで、米国で近く利下げが見込まれる中
   バリュエーションの上昇
   強弱が混在する成長見通し
   政策の不透明感
によって年末にかけて株価が下落する可能性はあるものの、「健全な民間セクター」が経済をある程度支えており、リセッションリスクはなお低く、全面的な弱気相場に突入する公算は小さいとの見方を示した。

 米国株が20%超の大幅安となる可能性は低いと予測した。
 さらに過去の分析によれば、S&P500種株価指数は1990年台以降、20%を超える値下がりを記録する頻度は減っている。ビジネスサイクルの長期化やマクロ経済のボラティリティーの低下、さらに中央銀行による「緩衝」が背景にあるという。
  
 スワップ動向によれば、トレーダーは2024年末までに100ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)を上回る利下げを想定している。

 また、資産配分についてはなおニュートラルを維持した上で、今後12カ月については「ややリスク志向」とした。
    
   
posted by manekineco at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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