米国の人気歌手テイラー・スウィフトさんが10日に大統領選の
民主党候補ハリス副大統領
を支持すると表明した。
これを受け、有権者登録に関するウェブサイトへのアクセスが急増している。
米国メディアによると、スウィフトさんの
インスタグラム投稿
を経由して33万人超がサイトを訪問した。
また、ハリス陣営ではスウィフトさんにあやかる動きも出ている状況だ。
スウィフトさんは10日の投稿で「投票には有権者登録が必要だ」と手続きを促したうえ、連邦機関が運営するサイトのリンクも載せていた。このサイトは登録のための各州サイトを紹介している。
ハリス陣営のオンラインストアではスウィフトさんの支持表明後、ハリス氏と副大統領候補の
ウォルズ・ミネソタ州知事
の名前が入った「友情ブレスレット」の予約受け付けが始まり、即完売した。
友人間で交換するアクセサリーで、スウィフトさんのファンの間で流行している。
ひとこと
劇場型政治家でもあるトランプ共和党大統領候補の限界が露骨に討論会で出てしまった格好だ。
いわゆる場末候補が当選してしまったのが実態であり、ヒラリー候補のときでも支持者の数はトランプ候補よりも多かったが、週ごとに割り当てた選挙人の総取りで勝ったに過ぎない仕組みが奏功しただけで、米国民の数からの支持は元々トランプ氏は少なかった。
今回の有権者登録に若年層が大挙押しかけており、トランプの敗退はほぼ決まったような流れが加速していきそうだ。
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